No.1652 2006.4.25.
発行 泉北教職員組合

学力調査問題
学力調査問題 和泉市個人情報保護審査会答申
「個人情報保護条例に抵触するおそれがある」
「同和実態調査」保護者への説明を

和泉市個人情報保護審査会は、四月二十日、「同和実態調査」にともなう個人情報の府教委への提供について、保護者に目的を説明せずに調査を実施することは、和泉市個人情報保護条例に抵触するおそれがあるとの答申を行いました。

和泉市教委保護者へ説明プリント配布

 この答申をうけ、「同和行政の終結を求める会」(泉北教組加盟)は、二十一日、和泉市教委と交渉を行いました。この交渉で、和泉市教委は、個人情報保護条例に抵触との答申の指摘をふまえ、保護者へ「同和実態調査」の目的を説明したプリントを配布することを表明しました。

「住所データ提供」は触れず

 この説明文には「住所データ」を府教委に提供することについては、一切触れられないことも明らかになりました。
 和泉市教委は、保護者を対象に行う保護者アンケートに、この調査は、同和問題の解決に向けた実態把握のための調査であることを述べたプリント添付することで、事足りるという立場です。
 しかし、個人情報保護審査会の答申では、「学力調査」「生活調査」「保護者調査」のデータのみでは、個人情報ではないが、個人を特定できる「住所データ」を一緒に提供するから個人情報となるので、適正に取り扱わなければならないとしています。
 つまり、「住所データ」の府教委への提供こそが、個人情報保護の上での一番の問題であるということです。この審査会の答申をふまえるなら、当然、「住所データ」の府教委への提供について保護者にきちんと知らせるべきです。
 交渉では、「同和行政の終結を求める会」からの、「答申をふまえるなら、『住所データ』の府教委への提供についてきちんと保護者に知らせるべきだ」との追及にたいして、和泉市教委は「答申の解釈の違い」として、「住所データ」の提供については一切保護者への説明文では触れないとの立場に終始しました。

働く者の団結で第77回メーデーの成功を

生活と健康を守り、平和と民主主義・中立の日本をめざそう!

【和泉地区】
5月1日(月)9:30〜和泉市役所前

【高石地区】
5月1日(月)9:15〜鴨広場(鴨公園南側)

【泉大津・忠岡地区】
5月1日(月)2:00〜泉大津市東雲公園(市役所横)

教育基本法改悪を許さない取り組みを強めよう

 先日、与党(自民・公明)が合意した教育基本法の改悪案が4月中に国会に提出されようとしています。
 改悪案は、すでに指摘されてきているように、二つの重要な問題点があります。
 一つは、今までになかった「教育の目標」に「我が国と郷土を愛する」と明記されていることです。
 愛国心は、本来、国民ひとりの見識や社会の自主性にゆだねられるべき問題であり、法律によって特定の内容を強制することは国民の内心の自由の侵害につながります。
 もともと法律で強制すべきでない「愛国心」を教育基本法で押しつけようとするのは、憲法九条を改悪し、日本を「戦争のできる国」に変えるための「愛国心教育」が必要とされているからにほかなりません。憲法九条を守ることと、教育基本法の改悪を許さないこととは、まさに一体のものです。
 二つめは、権力による教育内容への介入をすすめるものとなっていることです。  現教育基本法は、第十条で「教育は、不当な支配に屈することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである」と定め、国家権力による教育内容への介入を禁止し、教育条件整備にのみ行政の責任を限定しています。
 しかし、改悪案では、右記のことを削り、「教育振興計画」を定めるということが入れられています。これは、時の政府が自由に教育内容や目標を決定し、国家が教育を直接統制する道を開こうとするものです。
 しかも、こうした重大な問題点を持つ「改定案」を、与党が議論を国民的に明らかにせず、密室協議ですすめてきたことも問題です。教育は、何よりも国民的な営みであり、オープンな国民的議論を尽くすべきです。
 教育基本法改悪の本質をおおいに宣伝し、憲法九条改悪を許さない取り組みとともに運動をひろげ、教育基本法の改悪を打ち破りましょう。

先生のがっこう始まる
「失敗、間違いこそ、豊かな授業への道」
200名を超える参加で大成功




 第1回目は、昨年に引き続き、今泉 博先生のお話でした。「子どもたちとともに授業をどう創るか」をテーマに、ご自身の現場での経験にもふれながら、楽しく、わかりやすく話していただき、会場はときおりなごやかな笑い声につつまれました。
 教えたいことは教えないで、子どもたちの想像、推理、討論の中からつかみとらせる。間違いを大事にし、なんでも言える自由のある教室で、豊かな授業が展開する。教師自身が感動したことを子どもに伝える。など、授業で大事にしたいことを、具体的な例を挙げて話され、あっというまに時間が過ぎていきました。
 勉強そのもののおもしろさが、学習の原動力になるような授業が今、求められている。という言葉に、学ぶ喜びを感じられる授業を考えていかなければ…という思いを新たにしました。




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