
和泉市個人情報保護審査会は、四月二十日、「同和実態調査」にともなう個人情報の府教委への提供について、保護者に目的を説明せずに調査を実施することは、和泉市個人情報保護条例に抵触するおそれがあるとの答申を行いました。
和泉市教委保護者へ説明プリント配布
この答申をうけ、「同和行政の終結を求める会」(泉北教組加盟)は、二十一日、和泉市教委と交渉を行いました。この交渉で、和泉市教委は、個人情報保護条例に抵触との答申の指摘をふまえ、保護者へ「同和実態調査」の目的を説明したプリントを配布することを表明しました。
「住所データ提供」は触れず
この説明文には「住所データ」を府教委に提供することについては、一切触れられないことも明らかになりました。
和泉市教委は、保護者を対象に行う保護者アンケートに、この調査は、同和問題の解決に向けた実態把握のための調査であることを述べたプリント添付することで、事足りるという立場です。
しかし、個人情報保護審査会の答申では、「学力調査」「生活調査」「保護者調査」のデータのみでは、個人情報ではないが、個人を特定できる「住所データ」を一緒に提供するから個人情報となるので、適正に取り扱わなければならないとしています。
つまり、「住所データ」の府教委への提供こそが、個人情報保護の上での一番の問題であるということです。この審査会の答申をふまえるなら、当然、「住所データ」の府教委への提供について保護者にきちんと知らせるべきです。
交渉では、「同和行政の終結を求める会」からの、「答申をふまえるなら、『住所データ』の府教委への提供についてきちんと保護者に知らせるべきだ」との追及にたいして、和泉市教委は「答申の解釈の違い」として、「住所データ」の提供については一切保護者への説明文では触れないとの立場に終始しました。
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