No.1659 2006.6.27.
発行 泉北教職員組合

ストップ! 教育基本法「改悪」
第164通常国会閉会
 第164通常国会は閉幕し、教育基本法改悪法案を「国民投票法案」などとともに継続審議としました。巨大与党のもとで、今国会での成立を許さなかったことは、国民の運動と世論がきりひらいた重要な到達点です。

【運動が大きな力に】

 とりわけ、泉北教組は、教育基本法改悪法案の国会提出という歴史的重大局面に際しては、法案の持つ大義のなさと憲法の諸原則に反する重大な問題点を明らかにして、廃案をめざすたたかいに全力をあげてきました。宣伝・対話、集会、署名などに取り組み、国民世論の変化をつくりだしてきました。
 国会に対しては、全教・大教組とともに、3・31中央行動に二千人、5・27国民大行動には全教組合員だけでも三千人が参加するなど、六月十四日の中央行動まで十次にわたる中央行動・中央集会にのべ八千人以上が参加しました。
 こうしたとりくみは、教育基本法問題を契機として、子どもたちの問題について話し合い、教育のあり方を問い直す国民的な運動になろうとしています。

【重大な問題点】

 国会では、「愛国心」の強制や、教育に対する国家支配の仕組みづくりなど、憲法の諸原則に反する改悪法案の重大な問題点が追及され、教育のあり方を憲法の立場から検証するたたかいが展開されました。
 こうした院内外のとりくみがあいまって、教育基本法改悪法案の今国会での強行ができない情勢をつくりだしました。

【世論と運動の力で必ず廃案に】

 与党は、次期国会での早期成立をねらっています。与党案と民主党案のすりあわせによる修正改悪の動きも存在しています。しかし、次期臨時国会は、政府・与党にとって不確定な要素が多く、私たちがたたかいを発展させるならば教育基本法改悪法案の成立を阻止する条件が存在しています。

 この夏から秋にかけてのとりくみで、これまでのたたかいで築いた重要な到達点を教職員や父母・国民の中に広げるとともに、秋の臨時国会までに、廃案をかちとる状況をつくりあげましょう。そのため、これまで以上に、憲法改悪阻止闘争との共同と合流を強めましょう。

 これまでひろげてきた共同の力をさらに発展させて、教育基本法改悪法案の廃案を求めるたたかいに全力をあげることを訴えます。

高石市教委
学校給食民営化の説明会
6月30日(金)午後5:40〜
   市役所別館1階会議室

泉北夏季教研
8月26日(土)午後2時〜
和泉コミセン

「授業の達人」の
今泉博氏(北海道教育大学助教授)
「子どもたちとともに豊かな学びをどう創っていくか」
今泉氏の主な著書
「『荒れる』子どもたちに教えられたこと」「授業力」「集中力が生まれる授業」など

評価育成システム賃金リンク反対
主席・指導教諭設置反対

   高石市教委へ申し入れ

 六月十九日に泉北教組は高石市教委と「評価育成プログラム」と「首席・指導教諭設置」の件で交渉をもち、申し入れを行いました。主なやりとりは次の通りです。

評価・育成システムについて

Q1.市教委が主体となって行っていると府教委が言っている。市教委としての「昨年度の総括」聞きたい。
A 昨年度の申告票提出は、小中合わせて88.5%(昨年九月末で小91.8%、中82.3%)であった。府も意見を言ってきたが、今年の評価はH十九年度に賃金リンクされるということなので、校長会でも危機感をもち、しっかり適正に実施せねばと考えている。
Q2.府教委にどのような意見をあげたのか。
A AとBの評価が集中している(市町村立学校でSは0.9%、Aは33.8%、Bは63.8%、Cは1.4%、Dは0.0% 府資料より)が制度上可能なのかなどの意見をあげた。
Q3 H十九年度より給与に評価結果がリンクされることについて市教委の見解をたずねたい。
A 府として実施しようとしている事なので、高石市として意見をあげる事は困難だ。
Q4 昨年度、苦情はあったか。
A 昨年度は0であった。
Q5 評価は公正かつ客観的か。
A 校長への研修を重ねることにより客観性を高めていきたい。
Q6 府からの説明では、病休等で不提出者はBの評価になるだろうが、一年間、病気をおさえて勤めていたら、CやDの可能性が出てくる。矛盾を感じないか。
A 病休等の理由であればB以外つけようがない。
以上のやりとりの後、泉北教組からは「評価結果を賃金にリンクしないよう、府教委に意見具申する」ように申し入れを行いました。

首席・指導教諭の設置について

Q1 管理運営規則の改正で、首席・指導教諭の設置を考えているようだが、理由を聞きたい。
A この制度により教員数に少し余裕が出てくる。首席は定数内だが、置けば時間軽減のために八〜十時間の講師の配置がある。
Q2 設置の基準は?
A 小学校:定の学級規模(二十二クラス以上)又は課題のある学校に配置。
中学校:一定の学級規模(十二クラス以上は一名、二十二クラス以上は二名)又は課題のある学校に設置
Q3 職場は肩書き付きの人をほしがっているわけではない。管理職の予備軍ではないか。
A 管理職ではないが、一般教諭とは異なる給料表を適用することになる。
Q4 指導教諭は勤務校以外の学校へも指導に行くようだが、可能なのか。
A いわゆるスーパーティーチャーであり、適切な人があれば配置する。組合としては、首席・指導教諭を設置することは、職場の管理強化につながり、職場として望んでいない点を指摘し、管理運営規則の改正をしないように申し入れました。


第3回先生のがっこう
 6月24日(土)に行われた第3回目は実技・実践講座でした。「朗読・発声」「読み聞かせ」「算数・数学教具づくり」「体育実技」「レクレーションゲーム」など10もの実技・実戦講座に分かれて、具体的で内容の濃い学習会となりました。次回の第4回企画(8月25日開催)も実技・実践講座を行います。ぜひご参加ください。


レクレーションゲーム講座の様子


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