
教基法改悪法案 参議院で審議入り
3つの大問題 徹底審議で廃案に
教育基本法改悪法案は、参議院で審議入りしました。次の三つの大問題での徹底審議が求められています。
法案提出者としての資格にかかわる問題にほおかむり
第一は、法案提出者の資格にかかわる大問題です。
全国八カ所の教育改革のタウンミーティングのうち五カ所「やらせ質問」がやられていました。しかも、「やらせ質問」をやる際に、「棒読みにならないように」などという、むちゃな注文までつけていました。また、未履修問題では、文部科学省が知っていながら隠していた。さらに、いじめ自殺について文部科学省はこの数年ゼロとしてきましたが、実際は十六件というマスコミの報道もあります。
この三つの問題は、法案提出者の資格にかかわる大事な問題です。政府・文部科学省は、その責任を明確にせず、ほおかむりしたままです。安倍首相口を開けば「規範意識」・「道徳」だといいますが、「規範意識」・「道徳」がいちばん足らないのは政府であり、文部科学省です。
直面する教育問題に解決策をしめさない
第二は、直面している切実な教育問題、いじめ自殺や未履修問題をどう解決していくのか、教育基本法を改悪したらいったいどうなってしまうのかという問題です。
改悪法案成立後実施するとしている「全国一斉学力テスト」が、「学校選択制」とセットで行われると、学校間の競争が激化し、子どもと学校に深刻な事態がもたらされることが指摘されています。しかし、安倍首相は「政府法案がただちにいじめがなくなることにつながるものではない」と答弁するだけです。直面する教育問題を解決する道筋を示さないまま、教育基本法を改悪することは許されません。
憲法とのかかわりの審議 今国会ではこれから
第三は、改悪法案そのものの問題点です。この法案には、憲法に反する二つの問題点があります。
国家権力が子どもに「愛国心」を強制するなどというのは、憲法一九条が定めた内心の自由を侵害する、憲法違反です。また、国家権力が教育の内容に事細かに介入し、支配するのも、教育の自由や自主性を定めた憲法に反するものです。
九月二十一日、東京地裁の「日の丸・君が代」判決では、東京都のやり方は違憲、違法との画期的な判決で断罪しました。これは政府の改悪法案への断罪でもあります。司法がそういう判断を下した以上、立法府である国会がその判決をしっかり受けとめて、憲法とのかかわりについての審議が必要です。
たたかいはこれから 参院で必ず廃案に
参院では、衆院のように与党単独での強行採決などということを、教育の根本の法案の扱いで絶対に再現させてはなりません。
徹底審議のうえ廃案にすることを強く求めていきましょう。
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教基本法を守り・生かそう 12.8街頭宣伝
一二月八日の府民大宣伝は、前回を上回る「史上最大規模の街宣」とし、大阪の民主勢力の底力を示しましょう。ますます緊迫する情勢ですが、私たちのたたかいが、確実に風を起こし、教基法改悪阻止の展望を切り開いていることに確信を持ちましょう。
高石9条の会結成1周年市民学習会
イラクの子どもを救う会代表
西谷 文和さんが記念講演
「イラクandレバノンの最新報告」
日時 12月9日(土)午後7時〜8時30分
会場 高石中央公民館 2階大集会室
高石9条の会への賛同をよびかけます
憲法9条をまもりましょう!