No.1690 2007.4.24.
発行 泉北教職員組合

改悪教基法の具体化
政府与党 教育3法案を国会提出
必ず廃案に!

 政府は3月30日、教育関連3法案を国会に提出しました。安倍内閣は同法案を今国会の最優先課題のひとつとし、会期中の成立をめざしています。

権力統制の具体化

 焦点の教育委員会制度「改革」を柱とした地方教育行政法改正案は、@教育委員会への文部科学省の指示権A私立学校に関する教育委員会の助言・援助など新たに規定しました。同法改定案をめぐっては、公明党内で異論が残り、ぎりぎりまで与党内で調整が続きましたが、「私立学校の自主性の尊重」などを付帯決議や改訂後の通知に盛り込むことで合意に達しました。

更新制で教員に圧力

 教職員免許法等改定案は、現行では終身有効の教員免許に10年ごとの更新制を導入する内容です。同法改定案に含まれる教育公務員特例法改定案は、「指導が不適切な教員」の認定を行う新たな制度も打ち出されています。

目標に「愛国心」を明記

 学校教育法改定案には、改悪基本法の内容を踏まえ、各学校の目標・目的に関する規定を見直しました。義務教育の目標には「我が国と郷土を愛する態度」が盛り込まれています。
 与党は、教育再生特別委員会を衆議院に設置し、集中的に審議を行うつもりです。
 この教育3法案は、改悪教育基本法の具体化で、教育への権力統制を具体化するものです。
 さらに、この3法案は、子どもとの信頼関係を基礎とした文化的な営みとしての教育の条理に反するものであり、国民の思想・良心の自由を保障し、教育の自主性を保障した日本国憲法の原則と相いれません。
 いま国民が願っているのは、いじめや学力などの問題をていねいに解決するために、30人以下学級の実施など、国際的にも遅れている教育条件を抜本的に整備することであり、過度の競争教育から子どもたちを解放することです。
廃案目指して、共に力を合わせて取り組みを強めましょう。

働く者の団結で 第78回メーデーの成功を
生活と健康を守り、平和と民主主義・中立の日本をめざそう!
【和泉地区】
5月1日(火)9:30〜 和泉市役所前
【高石地区】
5月1日(火)9:30〜 鴨公園
【泉大津・忠岡地区】
5月1日(火)2:00〜 泉大津市民会館小ホール

24日実施の全国一斉学力調査
記名なしを確認(小6)


 私たちは、子どもたちに競争と格差を持ち込み、学校と教育にゆがみを生み出す、全国一斉学力調査の中止を強く求めてきました。そして、採点や分析まですべてを受験企業に委託すること、悉皆調査する必要はないこと、多くの費用がかかること、さらに個人情報・プライバシーにかかわる重大な問題を指摘し、ビラの新聞折込をしたり、各地教委交渉を数回行うなど集中した取り組みをしてきました。また、全教や民主団体の全国的な取り組みも行われました。
 その結果、文科省は3月29日に「例外措置」を発表しました。これを受けて、大阪府下の全市町村が小六調査の「氏名記入」をしない方針を決めました。和泉・高石・忠岡でも各地教委がこの方針を学校担当者に説明をしました。この「番号方式」の採用は、全国的な学力調査に対する疑問や反対の声が高まる中での私たちの運動の成果です。
 引き続き、徹底した個人情報の保護を求め、テスト結果による学校や市町村の序列化を許さない取り組みをはじめ、全国一斉学力調査の中止を求める取り組みを進めていくことが大切です。

第20回高石こどもまつり
5月27日(日)(雨天決行)
10:00〜12:00
 加茂小学校にて


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