No.1697 2007.6.19.
発行 泉北教職員組合

納得できない評価を、賃金にまで反映
評価によって差別・分断と総人件費抑制

 昨年度(06年度)の「評価・育成システム」の評価結果を、賃金に反映させると強弁してきた府教委から、6月5日、ボーナス(6月29日支給)勤勉手当への反映等についての説明がありました。
 府教委は評価Sの勤勉手当を83.8/100に、評価Aの勤勉手当を77.4/100に引き上げると説明しました。また、その財源として、全職員の勤勉手当から0.015月(1.15/100)を削減することと、勤勉手当の基礎額の算定から扶養手当分を除外することで原資に当てるとしています。そのため、標準とされるB評価でも、昨年度と比べると大きく減額され、府教委が引き上げるとしているA評価であっても、扶養手当のある場合には、下のシミュレーションのように減額になる場合があります。
 大教組による評価システムの「検証」アンケートでは、教職員の「システム」や「評価」「賃金リンク」に対しての思いは、右のような結果です。その中で、賃金のリンクを強行することは、 協力が基本である学校現場を賃金による差別で分断しようとするものであり、 到底納得できるものではありません。この賃金リンクによって、総人件費が抑制されるという「財政効果」が出るそうです。
 「評価・育成システム」の「育成」はどこかに行ってしまい、実態は、ずさんな評価をもとにした「賃金抑制システム」であることが明白になったといえるのではないでしょうか。
 改めて「『評価・育成システム』廃止・撤回」、「賃金リンクはやめよ」の声を大にして、広げていきましょう。



大教組「検証」アンケート(07年3月)の結果(3199名分)
「システム」で資質・能力が向上しましたか?
 はい 0.8% いいえ 77.2% わからない 19.2%
「システム」で、意欲は向上しましたか?
 はい 1.9% いいえ 84.1% わからない 10.5%
「システム」で、学校は活性化したと思いますか?
 はい 0.3% いいえ 83.2% わからない 14.8%
「システム」で、客観公正な評価は可能だと思いますか?
 はい 0.8% いいえ 85.9% わからない 11.7%
「総合評価」の結果について
 納得できた 4.8% ほぼ納得できた 19.8%
 あまり納得できない 21.1% 納得できない 16.6%
 まだ聞かされていない 28.2%
「賃金リンク」について
 賛成 1.8% 反対 85.6% わからない 9.9%


扶養手当受給者はA評価でも前年と比べ減額になる場合も!


国民監視活動を直ちに中止せよ
自衛隊による憲法違反の活動を許すな


 陸上自衛隊の情報保全隊が、政府や自衛隊に批判的な国民のあらゆる活動を系統的に監視し、記録している事実を示す自衛隊の内部文書を、6月6日、日本共産党の志位委員長が公表しました。そして、久間防衛相は6日の記者会見で、情報収集の事実を認めました。
 内部文書によれば、監視・記録していた内容は、イラク派兵反対の活動とともに、消費税、年金、医療制度、国民春闘、小林多喜二展なども含み、記録された対象は、団体、政党はもとより、映画監督や画家、写真家、ジャーナリスト、メディアの記者、地方議員、高校生にも及んでおり、文字どおり国民のあらゆる活動が監視・記録されています。
 内部文書が示した自衛隊の活動は、集会、結社及び言論、出版の自由(憲法21条)を初め、デモ隊の写真撮影などプライバシー、生命、自由及び幸福追求の権利(憲法13条)、思想及び良心の自由(憲法19条)、信教の自由(憲法20条)、地方自治への干渉(憲法92条)、公務員の憲法遵守義務(憲法99条)など、何重にも憲法に違反する行為であるといえます。また、情報保全対の任務は、自衛隊の情報を「守る」事が目的であり、基地外で政党、市民団体、マスコミなどの行動を監視し記録する今回の行動は、自衛隊法など法的にも根拠のないものです。
 これらは、国民全体の自由と日本の民主主義を蹂躙する重大問題であるといえます。このような行為を認めることは、旧日本軍の治安機関であった憲兵隊が、国民全体の監視機関となり、国民を弾圧する機関となった戦前の軍国主義を復活させるものであり、断じて許すことはできません。
 私たちは、今回、明らかになった自衛隊の国民監視活動に断固抗議し、全容解明と違憲・違法な活動の即時中止を強く求めます。

今年の夏の教研は
 8月25日(土)午後2時より
 和泉コミュニティセンターで
和光大学・埼玉大学などで講師をされている大和久勝さんに、お話をしていただきます。

 大和久さんは、子どもの心に寄り添える教師として生きようと、「困った子」は「困っている子」という子ども観を持って、実践してこられた先生です。



 今年の主任手当拠出金では、和泉・高石・忠岡の計14の中学校に、資料として「沖縄の戦跡と軍事基地」(かりゆし出版 1260円)を、寄贈いたします。
 まず1冊送らせていただいたのですが、希望される学校には最大10冊(あと9冊)寄贈する準備があります。
 希望される学校は、本と一緒に送らしていただいた用紙にご記入の上、泉北教組までご返送下さい。(6月末まで)
お問い合わせは泉北教組まで


泉北教組定期大会

日時  6月28日(木)午後5時より
場所  人権文化センター

 泉北教組は、今年で結成60周年を迎えます。大会会場で、60周年の記念品をお渡ししますので、お持ち帰り下さい。
 記念品の内容は、「60周年記念冊子」と非常用手回し発電マルチライトラジオ(携帯電話への充電機能付き)


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